妊娠中に気を付ける添加物の話

妊娠した、となると、気になるものの一つに、食品添加物があるのではないでしょうか。食品添加物とは、『食品の製造過程、または食品の加工や保存の目的で食品に添加・混和などの方法によって使用するもの』と、食品衛生法で定められているものです。
保存料は、食品中に雑菌が繁殖して食品が腐敗し食中毒を起こしてしまうのを防ぎます。増粘剤や安定剤といったものは、食品に滑らかな感じや粘り気を与えて分離してしまうのを防ぎます。
添加物=体に悪い というイメージが先行していますが、必ずしもそうではありません。日本での食品添加物の種類や、一つの食品に使える量は厚生労働省が厳しく管理されています。また、使える量については、安全性をしっかり確保したうえで決められています。
食品添加物がないと、調味料を含むあらゆる加工食品はすぐに腐敗したり細菌が繁殖したりして、食べると食中毒という害を起こしてしまいます。また、食品の味や見た目にも悪くなってしまうものもあります。妊娠したからといって、すべての食品の添加物を避けなければいけないわけではないため、あまり神経質にならないようにしましょう。
しかし、気を付けなければいけないのは、食品添加物の多いものばかり摂っていると、栄養バランスが偏りがちになることです。たとえば、手軽に食べられるインスタントのラーメンやうどんなどは、炭水化物と油脂、それに調味料がほとんどで、ビタミンやミネラルの補給に必要な野菜がほとんど入っていません。また、ハムやベーコン、ウインナーなどは、味が濃いものが多く塩分もたくさん入っています。
極端な話ですが、朝はウインナー焼いたものとトーストだけ、昼はインスタントラーメン、夜はレトルトのパスタ、そんな生活を続けていては野菜や乳製品などが不足して体調を崩してしまい、それによって赤ちゃんの発育にも影響が出かねません。
とはいえ、つわりで料理を作るのがしんどい時は、インスタント食品に頼らないといけない場合もありますよね。無理してすべての料理を作るのは身体への負担も大きいです。
そんな時にはインスタントの具だくさんの味噌汁や、レンジで簡単できるリゾット、カット野菜のサラダや冷凍野菜などを活用すると良いでしょう。添加物を嫌うばかりに、無添加のものばかりにこだわったりすると、ストレスのもとになるので、ほどほどにするのがいいでしょう。